初冬に、花よ、輝け!

暦は既に冬ですが、花たちは思い思いにその個性を輝かせて懸命に咲いています。生命讃歌の思いをこめてアップしました。

海深き珊瑚のごとく赤々と燃ゆる思いを君にささげむ

この花は、Kochia(コキア)。19世紀のドイツの植物学者「Joseph Koch さん」の名前にちなんでいるそうです。 南ヨーロッパ原産。実は「とんぶり」と呼ばれ、薬用、食用になり、形や色、歯ざわりがキャビアに似ているというから驚きです。別名はほうきぎ(箒木)。庭草とも呼ぶそうです。
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わが愛を君にささげむ千日紅永久に朱色に咲きてありたし

初冬にもかかわらず千日紅が咲いていました。盛りの時に比べればはるかに色あせたものとなっているでしょう。しかし、その懸命さに涙が出るような気持ちになりました。「頑張れ! 最後の最後まで咲ききるんだよ!」と叫んでいる自分がいました。
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香り立つローズマリーの花淡く優しき色に君を思ひぬ

ローズマリー(rosemary)。これでシソ科。南ヨーロッパ原産。漢名は迷迭香。
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ぬばたまの黒髪さやか君恋し燃ゆる思いを信実として

アヤメ科のヒオウギ。艶やかな種子が印象的ですね。どんな花を咲かせて、今、こうしているんだろうと、さまざまに想像をめぐらせてみました。
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宮沢湖の紅葉

埼玉の宮沢湖に紅葉を見に行ってきました。紅葉した木の下から空を見上げながら撮りました。もう少し枝どうしの間隔が離れているといいのですが、どの枝も重なり合っていたので、紅葉の枝が伸びた空間の美しい写真を撮ることができませんでした。ちょっと残念でした。 
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宮沢湖の一部です。対岸の紅葉をみることができました。赤や黄が鮮やかに水面に映っていました。そんな美しい光景の中で大勢の釣り人が糸を垂らしていました。 
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この写真は背景を水面にして撮りました。1枚目は空を背景にして撮りましたから、1枚目と3枚目は異なる視線になっています。一方は見上げて撮り、他方は見下ろして撮ることになりました。ただそれだけの違いですが、実は大きな違いがありました。それは一方は葉裏を見、他方は葉の表を見ることになったのです。裏と表を同時に見る機会を得られたのは幸運でした。日頃から、視点を変えて見るべきだという考えを持っていましたので…。
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がんばれ!コリウス!!!

コリウスの和名は、キンランジソ(金襴紫蘇)。別名はニシキジソ(錦紫蘇)。金襴緞子の「キンラン」、錦織の「ニシキ」と名付けられたコリウスは、いずれにしても華やかさが売りのようです。この葉をよく見ると、さまざまな種類がありますが、確かにどれも華やかでした。原産地はインドネシアだそうです。シソは中国原産ですから、この仲間は東南アジアや中国を故郷にしているようです。花の美ではなく、葉の美で勝負に出たコリウスに、いとしさと応援をしたくなるような気持ちが湧いてきました。がんばれ!コリウス!!君の特性を生かして輝け!!!と。
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常に愛らしいルコウソウ(縷紅草)

《花言葉》 「常に愛らしい」


このルコウソウ(縷紅草)は、既に紹介しました西洋朝顔が絡みついていた柵に、巻きついていました。
花は、熱帯アメリカ原産で、江戸時代末期(約1850年頃)に渡来したと言われる帰化植物つです。
葉は長さ4cm位、モミジ葉様に掌状葉が互生します。
蔓を伸ばして、他のものに左巻きに絡み付いて、3m程度に伸びます。

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本州中部から西の比較的暖かな地には、道端や空き地などに自生しているといいます。
そんな自生しているルコウソウをご存知の方はいらっしゃいますか?

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この花の期間は8~10月で、ロート状の朱紅色の花は五角形になっています。
大きさは朝顔の5分の1程の小さい花ですが、綺麗で情熱的な赤花が群生して咲くので、とても良く目立ちます。
花の中心部は黄色で、がくは5枚、雄しべは5本です。雌しべ1本は花冠より突き出ます。

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花言葉のように「常に愛らしい」と言われる存在になることは至難ですね。
しかし、そうありたいと思う方は多いはずです。
なぜなら、人は他者を愛しながら、同時に、他者に愛されることを望んでいるからです。

畑の花々のかがやき!


ここに紹介する花々のかがやきは、わが家からほど近い畑に見られるものです。
花が大好きな農家の方なのでしょう。
野菜を栽培しながら、同時に花を植えておられます。
花が鉢植えよりも健やかに感じまられすが、これは私だけの感想でしょうか。
いかがでしょうか?

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菊の畝(うね)、ネギの畝が並行になっています。
無雑作な感じがしますが、農家の方の風情が感じられて、嬉しくなりました。
心ある人の行為はさりげない中に美しさがあるようです。
春に、夏に、汗を流しながら、菊の種をまき、ネギを植えられた農家の方のご苦労に感謝いたしました。

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唐辛子の朱色が、葉の緑と対照となってより一層鮮やかに感じられます。
辛そう~!です。

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こんな無雑作な赤紫の菊や黄色の菊が、小さい花をいっぱいつけて、朗らかに、健やかに咲いています。

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吉川英治の「菊作り 咲き揃う日は 過去の人」の句が、しみじみと感じられます。
今、この花を見るとき、忘れてならないのは、農家の方のご努力のことです。
そのことを肝に銘じて菊を拝見しました。

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秋の実り

柘榴、柿、蜜柑、秋の実りは、それぞれに充実の時を迎える。それぞれに、蕾は花となり、花は受粉をして実を結び、実は糖分を高めて飽和の完熟期を迎える。人生にも似た植物たちの営み。実りの秋を最高に誇れと応援をしたくなります。 
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柿は東アジア温帯地域の固有の果樹です。中国の揚子江流域に野生し、日本には古くから輸入されて栽培していたようです。柿の木はその美しい木目が好まれて調度になっています。 
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これは西洋朝顔?

毎朝、出勤する道すがら見てきた朝顔です。今日(9日)は久しぶりにゆっくりした日曜日。柵にからみついた朝顔を見にいってきました。花の多さ。花の色の鮮やかさ。これが朝顔なのですかねぇ! とにかく驚きでした。
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古来、朝顔は朝に咲いて昼ごろには花を閉じるから朝顔で、太陽の光があふれる昼に咲くから昼顔といい、夕方から夜にかけて咲くから夕顔と呼んで、それぞれを区別しました。
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この朝顔は朝に限らず、一日中咲いて、しかも季節は冬だというのに、満開のごとくに多くの花を咲かせています。生命の力を感じさせる花ですね。
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一方、源氏物語の「夕顔」の巻に登場した夕顔ははかない命を象徴していましたね。それもそのはず、夕顔は朝になると萎れてしまいます。夕顔は、朝顔や昼顔とは違って闇の中にほんのりとその存在を知らしめる白い干瓢の花のことです。はかないものを愛した日本人の美意識は、西洋朝顔(?)と、どう向き合うのでしょうか。
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