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みんなの「早春の花」ブログ


プリムラは幸の微笑み

2009/02/01 22:07
 プリムラの名前は「最初」という意味です。春早く咲く花にふさわしい名です。イギリスではプリムローズと呼び詩などに歌われています。そのイメージは黄色です。日本名のサクラソウとは対照的です
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ドイツの伝説にこんな話があります。リスベスはやさしい少女、昔々ドイツの片田舎に病気の母親と一緒に暮らしていました。母親をなぐさめようと、野原にサクラソウを摘みに出かけた日のこと。花の妖精があらわれて、リスベスに不思議なことを教えてくれました。「サクラソウの咲いている道を行くとお城があるわ。門の鍵穴にサクラソウをさしこむと、扉が開きます。さあ、お行きなさい!」リスベスがお城に行くと、そこには花の妖精が待っていて、たくさんの美しい宝物をリスベスにプレゼントしてくれました。リスベスが母親にこの宝物を見せると、母親のほほに赤みがさしてきて、病気が治ってしまいました。そこで、ドイツではこの花を「鍵の花」と呼んでいるのです。これはサクラソウが春を迎える鍵という隠喩にもなっています。
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病の母を慰めようとする娘の願いがついには母親の病すら治させたというこの話はいいですね。しかも、そこにプリムラが関わって、他者の幸福を願う気持ちが現実のものとなるという話は特に美しいです。プリムラが咲く野原を母と子が手に手をとって躍っている様が想像されます。プリムラは幸の微笑みを感じさせます。
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